特徴
船型は、船幅をパナマ運河通行可能な最大幅の32.26m。
船体中央部に5つの貨物倉、後部に居住区および機関室を配置した船首楼付平甲板船尾機関型で、貨物倉はトップサイドタンクおよびホッパーボトムを持ついわゆる撒積貨物船構造を採用し、石炭・鉱石・穀類等の撒横貨物を効率よく積めるように設計されている。各ハッチは全て20m以上の長さを保有し、長尺物の鋼管等を効率よく積める。また、ホット・コイルのようなスチール・プロダクトも積載可能。
荷役装置は30トン型シングル・クレーン4基、及び10m3タイプのグラブバケット4基を装備し、荷役の効率化を図っている。ハッチカバーは、エンドフォールディング型で油圧シリンダーにより開閉される。
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要目
| 船種: |
撒積運搬船 |
| 船籍: |
パナマ |
| 船主: |
M&N SHIPPING CO. |
| 総トン数: |
29,369.00 |
| 重量トン数: |
52,514.00 metric tons
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| 全長: |
189.90 m |
| 幅: |
32.20 m |
| 深さ: |
17.10 m |
| 夏季乾舷喫水: |
12.00 m |
| 主機関: |
MAN-B&W 6S50MC |
| 最大出力: |
10,400 |
| 航海速力: |
14.50 knots |
| 船級: |
NK |
| 造船所: |
サノヤス・ヒシノ明昌 |
| 竣工年月日: |
2002年9月 |
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